2026/01/06 19:26


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は長野県の実家に帰省しました。

長野県ではお節料理など、ご馳走を大晦日に食べて新年を迎える
「お年取り」という文化があります。

どこの県も同じようにお年取りをするのかと思いきや、
現在住んでいる山梨では大晦日は年越しそばを食べるだけだと聞いて
長野独自の文化だと知った時は驚きました。

ちなみに年始にもちゃんとご馳走を食べます。



今年はお節も作らずぬくぬくと過ごし、元旦には娘と凧揚げをしたり
娘と作ったどうぶつ将棋が意外と大人同士でも盛り上がったりして楽しいお正月でした。
(子供も楽しめる将棋なのでとってもおすすめです)

そんなこんなであっという間にお正月休みも過ぎてしまったので
気持ちを新たに、今日は月兎印のスリムポットをご紹介します。

スリムポット 月兎印(フジイ)


キャメルカラーが素敵なこちらの琺瑯ポット。
株式会社フジイのオリジナルブランド「月兎印」、製造は野田琺瑯の職人さんによって作られています。

(現行品ですが、調べたところ現在生産休止中のようです)

コーヒーをハンドドリップする時に
お湯を500円玉くらいの大きさの「の」の字を書くように注ぐのですが、
細く注ぐことが出来ないとこれが結構むずかしく
その点デザインだけでなく使い勝手も優秀なのがこちらのスリムポットです。

デザインが素敵で似たような形の琺瑯ケトルを使ったこともありますが、
使ってみると勢いよくドボドボとお湯が出てしまい失敗した事があります。

以前、コーヒーが好きな父の誕生日に某有名ガラスメーカーのコーヒーケトルをプレゼントし、
代わりに父が使っていた月兎印の白いケトルを譲ってもらった事がありました。

その時、父にしては珍しく「なるほど~」とやや微妙な反応。
腑に落ちなかったものの、その後私は父から譲ってもらったケトルを愛用していました。

それからしばらくして実家に帰った時に、コーヒーを淹れようと父にプレゼントしたケトルを使ってみたところ
お湯を入れた状態だと片手で持つにはずっしりと重たく、注ぐ時もバランスをとるのがむずかしくて唖然としました。

「これは使いづらいね…」と父に言うと「月兎印は使いやすいでしょう」と笑われ、
父の「なるほど~」の意味をやっと理解したのでした。
(その後もう一度父に月兎印のコーヒーケトルをプレゼントしました。)

こんな出来事があってから、
以前は何気なく使っていた月兎印のケトルでしたが作り手のこだわりや技術
そしてコーヒー愛を勝手に感じて、私の中で特別な一品となりました。

ちなみに今オンラインショップでご紹介している琺瑯ケトルは
新品ではありませんがとても状態が良いです。


大体琺瑯のケトルは水気でふたの裏側や内側に錆がだんだんと出てきます。
鉄錆なので人体にほとんど害はありませんが、そこから少しずつ琺瑯がはがれやすくなり錆が広がるので
古いものだと錆びているものが多いのですが、錆もなく火にかけた形跡もないので
もしかするとほとんど使われずに飾ってあったか、しまわれていたのかもしれません。


古道具的な良さは少ないかもしれませんが、
月兎印のケトル自体が個人的にはすごくおすすめなので
コーヒー好きな方の手に渡れば嬉しいなと思います。

(直火にもかけられるのでコーヒー以外の用途でも活躍します!)

今日はそんなところで。
今年も地道にやってまいりますのでどうぞ、よろしくお願いいたします。

皆様にとって幸多き一年となりますように。